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【原発避難者訴訟】 津波予測めぐり学者対決 元規制委委員の島崎氏ら

2015.07.19 11:24|なりわい訴訟について
■【原発避難者訴訟】 津波予測めぐり学者対決 元規制委委員の島崎氏ら
(共同通信 2015/07/19)

http://www.47news.jp/47topics/e/267248.php

 東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされた住民が、国と東電を相手取り起こした福島、千葉両地裁での訴訟の審理が進む。訴訟のポイントは、事故の主な原因となった大津波が予測可能だったかどうか。双方が証人として立てた地震学者同士が、法廷で争う展開となっている。


 ▽地震学のリーダー
 住民側の証人は 島崎邦彦 (しまざき・くにひこ) ・東京大名誉教授と 都司嘉宣 (つじ・よしのぶ) ・元東大准教授の2人。 国側は 佐竹健治 (さたけ・けんじ) ・東大教授だ。3人は同時期に東大地震研究所で地震や津波を研究し、2002年には政府の地震調査研究推進本部がまとめた「(太平洋側の)日本海溝での津波地震発生は30年間に20%」とする長期予測の作成にも関与した。日本の地震研究をリードしてきた学者たちだ。

 住民側はこの長期予測が発表された時点で、津波対策が着手されるべきだったと主張する。
 歴史上の地震や津波の研究で知られる都司氏は5月19日の福島地裁で証言台に立ち、この予測の重大さを強調した。都司氏によると、東北地方の太平洋側では、津波の歴史記録が北部では多く、福島県を含む南部では少ないものの、震源となる海底下の構造は北部と南部で大きな違いはなく、津波を起こす地震はどこでも起きうるとした。

 さらに日本海溝では、1611年、1677年、1896年の3回、地震の揺れが小さいが、大津波を起こす「津波地震」が起きていたと指摘。この「400年に3回」という発生頻度の高さを重視したと説明した。


 ▽元規制委委員も
 元原子力規制委員会委員の島崎氏も千葉地裁での訴訟で住民側に立って証言した。
 長期予測では福島県沖での津波地震も想定していたものの、03年の中央防災会議の議論では、歴史記録のない「空白域」の津波を考慮しない方針が採用され、福島県沖の津波地震は想定から外されたという。
 島崎氏は「空白域は、近い将来に大地震が発生することを示している。考え方が基本的に間違っている」と厳しく批判した。

 東電は08年に、長期予測を基に福島第1原発での津波の高さを最大15・7メートルとの計算をしているが、島崎氏は「長期予測が公表された02年の10月ぐらいまでには計算できたはず」と指摘。これだけの時間があれば「(防潮堤建設などの)有効な対策ができたはずだ」と批判した。


 ▽反撃
 国側は10月以降の佐竹氏証言などで「反撃」を本格化させる構えだ。
 国はこれまで、福島沿岸を襲う大津波を予測する手法は、事故前には確立していなかったとして「震災と同規模(マグニチュード9)の地震や津波はもちろん、福島第1原発の敷地の高さ10メートルを超える津波も予測できなかった」としている。
  東電も「津波が10メートルを超えれば、今回のような事故に至るとは立証されていない。問題は東日本大震災と同じ、最高15・5メートルの津波を予測できたかどうかだ」などと主張。佐竹氏は法廷で、国側の主張を補強する証言を行う見通しだ。

 これに対し、福島地裁の訴訟を担当する 馬奈木厳太郎 (まなぎ・いずたろう) 弁護士は「肝心なのは、今回現実に到来した津波の高さを予測できていたかどうかではなく、敷地の高さを超える津波を予測できたかどうかだ」と、真っ向対決の姿勢だ。


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Author:BQN
東日本大震災の時に首都圏在住在勤。キヨシローの反原発ソングしか知らなかった自分を反省し、当時小3になったばかりの子供を放射能からどう守ったらよいか真剣に学ぶ。1年後、沖縄に移住。2012年12月、沖縄にいる原発避難者のための東電による説明会が行われたが、その開催に尽力したのが避難者支援の市民団体『つなごう命〜沖縄と被災地をむすぶ会〜』だった。共同代表の沖本八重美さん(2013.1.26永眠)は広島原爆の胎内被爆者ゆえ、新たな被ばくの犠牲者に対し深い共感をもって支援した。深刻かつ長期にわたる被害に対し “法廷で東電と国の責任を問う” ことが八重美さんの悲願だった。私も同じ気持ちでこの訴訟の支援を続けて行きたいと思っている。

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