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敗戦数え歌(はいせんかぞえうた)

2015.09.14 00:49|支援者の想い

1. ひとつ 人々 聞きみそり 今度の沖縄作戦や
   
   日本の立場の定まゆる 大戦

(ひとつ ひとびと ちちみそり くんどぅぬうちなーさくせんや にほんぬたちばぬさだまゆる うふいくさ)


2. ふたつ ふた親 振り捨ててぃ 我身ぬ務めを果たさんてぃ
   
   勇み出たる防衛隊 防衛隊

(ふたつ ふたおや ふりしてぃてぃ ぅわみぬちとぅみをはたさんてぃ いさみんじたるぼうえいたい) 


3. みっつ 御国の為とぅむてぃ 竹槍かたみてぃ戦てぃん
   
   物量と科学に及ばらん この戦
  
(みっつ みくにぬたみとぅむてぃ たけやりかたみてぃたたかてぃん ぶつりょうとぅかがくにうゆばらん くぬいくさ)


4. よっつ 世の中 うち変わてぃ アメリカ風の世とぅなやい
   
   女尊男卑の花が咲く 花が咲く
 
(よっつ よのなか うちかわてぃ あめりかふうぬゆとぅなやい じょそんだんぴぬはながさく)


5. いつつ 戦の勝ち負けや 世界の歴史の物語
   
   人々文化になみかさい 働かな
   
(いつつ いくさぬかちまきや せかいぬれきしのものがたり ひとびとぶんかになみかさい はたらかな)


6. むっつ 無謀なこの戦 親兄弟妻子に 別りやい
   
   あの世に先立つ戦友の 数知ゆみ
   
(むっつ むぼうなくぬいくさ うやちょーでとぅじっくわに わかりやい あのよにさきだつせんゆーぬ かじしゆみ)


7. ななつ 懐かし籠の鳥 屋嘉の月日を数えつつ
   
   生き恥さらとぅてぃ 暮らすしん まる四月
   
(ななつ なつかしかごのとり やかのつきひをかぞえつつ いきはじさらとぅてぃ くらすしん まるゆちち)
  

8. やっつ 病と戦傷 互いに看護にうみはまてぃ
   
   元の身体に なちいかや なちいかや
   
(やっつ やまいといくさきず たがいにかんごにうみはまてぃ むとぅぬからだになちいかや)


9. ここのつ 困難あたてぃから ありくり物思いさんぐとぅに
   
   解放さりゆる節待たな 節待たな
  
(ここのつ こんなんあたてぃから ありくりむぬうむぃさんぐとぅに かいほうさりゆるしちまたな)


10.とおで とうとう みなさんと おわかりする日にないびたん
   
   沖縄建設手や取やい 行ちゃびらな
   
(とおで とうとうみなさんと おわかれするひにないびたん おきなわけんせつてぃやとぅやい いちゃびらな)


※金城実アルバム『時代』より「敗戦数え歌」の歌詞を起こしました。

何ヶ所か聞き取れなかったため、間違っている所があるかもしれません。沖縄戦で防衛隊に入り日本兵とともに米兵と戦った男性が語る「敗戦」には、大きな権力に翻弄されながらも何とか生き抜こうとする人々の心情が詰まっており、終わりなき原発事故との共存という汚く静かな核戦争に飲み込まれたこの国に生きる私たちにも力を与えてくれるような気がします。


 ところで、今年(2015年)に入って福島の生業訴訟原告を代表する方々が来沖しています。原発事故による被害をもろに受け、まっとうな賠償を求めて政府・東電とたたかってきた農民連のみなさん、そして地元のお母さんたちが給食や屋外活動に対して相談してきたことをきっかけに訴訟に加わり、本腰を入れて訴訟に取り組むために原告団事務局長になった服部さん。

 彼らは「沖縄の住民運動に学びたい」という気持ちをもって、辺野古新基地建設の最前線やオスプレイパッド建設を強行されている高江などに足を運び、そこで何が起きているのか、どんな思いでやっているのか、短い時間ですが必死で耳を傾けました。過去の沖縄における抵抗運動などについても現地で学び、同時に福島で自分たちが直面している問題についても伝えることで、「共にあきらめず声を上げ続けよう」という共通の想いを確認し励まし合いました。

 東日本大震災をきっかけに、日本政府は人権無視・福祉切り捨て・核公害被害拡大を露骨に行い、原子力産業を推進し戦争する国として再出発するための暴走を始めました。福島は地球規模の核汚染公害の、沖縄は東アジアの局地戦争の最前線になってしまっています。気づいた人々は、黙っていられず、行動し、立ち上がってます。しかし、もっと沢山の人が抵抗しなければ、命や郷土愛をふみにじる冷血な計画通りに物事が進められるだけ...

 ぼーっとしていると自動的に有権者の納めた「お金」や「人権」がとんでもない方向へ飛んでしまう時代に突入しています。私は、皇軍と神に愛される国の軍により破壊され尽くし、多大な苦痛と混乱から立ち上がり、いまだに日本の敗戦を色濃く引きずるこの島から、多くの日本人がこの凄まじい危機に気づくことを祈るばかりです。



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BQN

Author:BQN
東日本大震災の時に首都圏在住在勤。キヨシローの反原発ソングしか知らなかった自分を反省し、当時小3になったばかりの子供を放射能からどう守ったらよいか真剣に学ぶ。1年後、沖縄に移住。2012年12月、沖縄にいる原発避難者のための東電による説明会が行われたが、その開催に尽力したのが避難者支援の市民団体『つなごう命〜沖縄と被災地をむすぶ会〜』だった。共同代表の沖本八重美さん(2013.1.26永眠)は広島原爆の胎内被爆者ゆえ、新たな被ばくの犠牲者に対し深い共感をもって支援した。深刻かつ長期にわたる被害に対し “法廷で東電と国の責任を問う” ことが八重美さんの悲願だった。私も同じ気持ちでこの訴訟の支援を続けて行きたいと思っている。

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